見守り契約とは
任意後見契約を考えておられる方
- 現在お1人で住まれている方
- 身近に頼れる親族や友人がいない方
- 任意後見契約を考えておられる方
1人暮らしで誰かに見守ってもらいたい、何かの時の相談役がほしいなどの場合に、見守り契約を結ぶことによって、任意後見契約が効力を生ずるまでの間について、本人と定期的に面談や連絡をとり、本人との間に一定の関係を築き、本人の生活状況及び健康状態を把握して見守ることを目的としています。
もし、判断能力の低下などが見られる場合には、任意後見を開始すべきかどうか検討します。
注意が必要なのは通常の委任契約のため受任者を監督するものがいないことです。任意後見契約の効力発生前なので、監督人がおらず、権限を濫用するおそれがあります。
そのため契約を結ぶ相手には司法書士など信頼できる人を選ぶ必要があります。
見守り制度の流れ
1.契約の締結
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2.定期的にご連絡
↓
3.判断能力の低下が見られたら
↓
4.「任意後見」へと移行
任意後見契約を締結したときには、本人にも判断能力はありますが、実際に任意後見制度が開始するのは、本人の判断能力が衰えてからになります。
そのため、任意後見への移行をスムーズに行うために、この見守り契約は任意後見契約を結ぶ際に一緒にしておくのが良いと思われます。
見守り契約をすることによって、任意後見契約をしてから後見が開始するまでの長期に渡って本人と会わないといったようなことを防ぐことができ、信頼関係を継続させながら後見へと移行していくことができます。
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